MIRUNEA
/

AKG ヘッドホン K702|口コミ100件の分析でわかった評価と注意点

結論

AKG ヘッドホン K702は、耳全体を覆うベロアのパッドを備えた開放型のリファレンスヘッドホンです。今回は口コミ100件を分析し、★4以上の評価は78件(78.0%)でした。もっとも多かったのは音質への評価で、澄んだ高音や自然な音が目立ちます。装着感の良さが続き、アンプやDACにつないで据え置きで聴く人や、クラシックなどを自宅でじっくり聴く人の満足が高めです。

気になる点は、片側から音が出なくなる断線などの故障です。アンプが必要な点や低音の物足りなさも指摘されています。

販売サイトに掲載された仕様・特長と口コミを照合しました。

口コミから見えたこと|音の満足は高く、個体の当たり外れが評価を分ける

音質への満足が6割ほどと厚い一方、断線にあたった人の評価は大きく下がっており、音の良さと故障のばらつきが同居する製品と捉えられそうです。アンプなどの環境を整えて楽しむ人の満足は高く、手軽さよりも音への関心が強い人に向くようです。

なかには、毎日つけたまま寝ても断線しなかったという声もありました。

向いてる人

  • 【アンプやDACで据え置きで聴く人】
    機器を整えると真価が出る、という声がある。
  • 【クラシックやジャズを聴く人】
    澄んだ高音と自然な音が合う、という声がある。
  • 【長時間ゆったり使いたい人】
    軽く、疲れにくい、という声がある。
  • 【素直で繊細な音を求める人】
    フラットで、細かい表現が聞こえる、という声がある。
  • 【自分で修理やケーブル交換ができる人】
    断線をはんだ付けで直した、という声がある。
AKG ヘッドホン K702

広告を含みます(アフィリエイトリンク)

気になる商品はレンティオでレンタル(PR)→

目次

ヘッドホン平均との比較(比較表の見方)

項目
この商品AKGシリーズ平均ヘッドホン平均
好評項目の言及割合
音質の良さ(高音が澄んでいる・自然・上質)
59%★4.650.6%★4.632.7%
装着感が良い・軽くて疲れにくい
23%★4.722.3%★4.5―
バランスの良い素直な音(フラット・ナチュラル)
18%★4.715.5%★4.6―
解像感・音の分離・繊細な表現
17%★4.712.6%★4.6―
音場の広さ・空間表現
11%★4.511.3%★4.7―
聴き疲れしにくい音
8%★4.99%★4.7―
ケーブルを交換できる
8%★4.69.8%★4.6―
コスパ・価格への満足
7%★4.418.7%★4.611.1%
気になる点の言及割合
断線・片側から音が出なくなる故障
23%★2.68.3%★2.6―
音量が取りにくい・アンプなど駆動力が必要
22%★4.515%★4.2―
低音の弱さ・物足りなさ
18%★4.218.3%★3.44.7%
ヘッドバンドのコブ・側圧・パッドで頭や耳が痛い
7%★3.99.4%★3.77.9%
購入直後の印象が悪い(エージングで変わったとの声)
6%★4.53.4%★4.4―
音漏れ・遮音性の低さ(開放型)
5%★4.46%★4.4―
ケーブルが長い・端子の制約
4%★4.25.8%★3.9―

数値は言及率、★はその項目に言及した口コミの平均評価です。太字・グレーの列がこの商品で、比較元(この商品はシリーズ平均、シリーズ平均はカテゴリー平均)より1.15倍以上の項目を色付きで表示しています。「―」は集計に含まれない項目です。

良かった点

良かった点TOP5

  • ①音質の良さ(高音が澄んでいる・自然・上質)(59件・59%・★4.6)
  • ②装着感が良い・軽くて疲れにくい(23件・23%・★4.7)
  • ③バランスの良い素直な音(フラット・ナチュラル)(18件・18%・★4.7)
  • ④解像感・音の分離・繊細な表現(17件・17%・★4.7)
  • ⑤音場の広さ・空間表現(11件・11%・★4.5)

音質が突出して多く、装着感と素直な音が続きました。ひとつの口コミが複数の項目に当てはまる場合があるため、各項目は独立して数えています。

音質の良さ(高音が澄んでいる・自然・上質)|澄んだ高音と自然な音への評価が大半

もっとも多かったのは音質への評価で、100件中59件(59.0%)が触れ、平均評価は★4.6でした。高音が澄んでいて刺さりにくい、自然で上質な音という声が目立ちます。クラシックやジャズ、女性ボーカルとの相性を挙げる声が多く、これまで聞こえなかった音が聞こえたという感想もありました。

装着感が良い・軽くて疲れにくい|着けていることを忘れる軽さ

装着感への評価は23件(23.0%)で、平均評価は★4.7でした。軽くて長時間でも疲れにくい、耳をすっぽり包んで痛くならない、自動で長さが合うので調整がいらないという声が中心です。眼鏡をかけたままでも干渉が少ないという声もありました。

バランスの良い素直な音(フラット・ナチュラル)|特定の帯域を強調しない自然さ

素直な音への評価は18件(18.0%)で、平均評価は★4.7でした。高音も低音も強調されず自然、癖が少なく聴き疲れしないという声が中心です。一方で、ドンシャリを好む人には向かないという受け止めもあり、好みは分かれます。

そのほかの評価

解像感・音の分離・繊細な表現(17件、17.0%、平均評価★4.7)、音場の広さ・空間表現(11件、11.0%、平均評価★4.5)、聴き疲れしにくい音(8件、8.0%、平均評価★4.9)、ケーブルを交換できる(8件、8.0%、平均評価★4.6)、コスパ・価格への満足(7件、7.0%、平均評価★4.4)が続きました。

気になった点・注意点

気になった点TOP5

  • ①断線・片側から音が出なくなる故障(23件・23%・★2.6)
  • ②音量が取りにくい・アンプなど駆動力が必要(22件・22%・★4.5)
  • ③低音の弱さ・物足りなさ(18件・18%・★4.2)
  • ④ヘッドバンドのコブ・側圧・パッドで頭や耳が痛い(7件・7%・★3.9)
  • ⑤高音の刺さり・硬さ・ざらつき・歪み(7件・7%・★2.4)

断線などの故障とアンプの必要性が同程度に多く、低音の弱さが続きました。

断線・片側から音が出なくなる故障|使い始めて数日〜数ヶ月で起きたという声が目立つ

故障への指摘は23件(23.0%)で、平均評価は★2.6と低くなりました。片側(右や左)から音が出なくなった、中を開けると内部の細い配線が外れていたという声が中心です。使い始めて数日から数ヶ月で起きたという声が多く、交換品でも再発したという声もありました。はんだ付けで自分で直したという声が複数ある一方、毎日使っても断線しないという声もあり、個体差があるようです。

音量が取りにくい・アンプなど駆動力が必要|スマホ直差しでは力不足を感じる声

音量への不満は22件(22.0%)で、平均評価は★4.5と高めでした。インピーダンスが高めのため、スマホやPCに直接つなぐと音量が稼げない、パワー不足という声が中心です。アンプやDACを使うと本来の音が出るという意見が多く、満足度の高い人でも「必須」と挙げています。一方で、PCに直接つないだほうが低音の量感が増したという声も1件ありました。

低音の弱さ・物足りなさ|低音は控えめで、迫力を求めると物足りない

低音への不満は18件(18.0%)で、平均評価は★4.2でした。低音が弱い、軽い、あっさりしているという声が中心です。バスドラムの響きが弱い、モニターには低音が足りないという声もありました。アンプやイコライザーで補えるという意見がある一方、低音は十分出ているという受け止めもあります。

そのほかの注意点

高音の刺さり・硬さ・ざらつき・歪み(7件、7.0%、平均評価★2.4)、ヘッドバンドのコブ・側圧・パッドで頭や耳が痛い(7件、7.0%、平均評価★3.9)、購入直後の印象が悪い(6件、6.0%、平均評価★4.5)でした。購入直後は眠い音に感じたが、数十時間から100時間ほど使ううちに変わったという声が複数ありますが、エージングの効果は個人差もあり、断定できません。ハウジングが大きい・重い・ずり落ちる(5件、5.0%)、音漏れ・遮音性の低さ(5件、5.0%)、プラスチック部品が脆い(4件、4.0%)、ケーブルが長い・端子の制約(4件、4.0%)は母数が少ないため参考値扱いです。これらの注意点はあるものの、満足度は★4以上が78.0%を占めています。

公式が訴求するポイントとの対比

販売サイトに掲載された仕様・特長と口コミを照合しました。

オープンエア構造による中高域の再現性と残響の表現|澄んだ高音と音場への評価、音漏れは注意点

販売サイトでは、独自のオープンエア構造による優れた中高域の再現と、残響まで描く表現が特長とされています。音場や素直な音、解像感、音漏れに触れた言及は100件中39件(39.0%)で、澄んだ高音や広い音場への評価が中心でした。一方で、遮音性がなく周囲の音が聞こえる、音漏れするという声もありました。

3Dフォーム・ベロアイヤーパッドによる快適な装着感|長時間の快適さは好評、コブや側圧の声も

販売サイトでは、滑らかな肌触りのベロアで長時間でも快適なイヤーパッドが特長とされています。装着感に触れた言及は30件(30.0%)でした。耳をすっぽり包んで疲れにくいという評価が中心です。一方で、ヘッドバンドのコブで頭が痛い、側圧が強いという声もありました。

着脱式ケーブル(Mini-XLR端子)|交換の自由度は好評、付属ケーブルと端子への不満も

販売サイトでは、簡単に交換できる着脱式ケーブルが特長とされています。関連する言及は12件(12.0%)で、ケーブルを替えて音が変わる、断線しても直せるという評価がありました。一方で、付属ケーブルが長い、バランス接続に使えないという声もありました。

そのほかの訴求ポイント

フラットワイヤー・ボイスコイルと二層ダイアフラムといったドライバー構造に直接触れた言及は1件(1.0%)にとどまり、少数でした。

こんな使い方・こんな人に選ばれています

利用環境別の満足度

  • ①アンプ・DACにつないで使う(12件・12%・★4.8)
  • ②自宅でのクラシック・ジャズなどの音楽鑑賞(10件・10%・★4.7)
  • ③ゲーム・動画視聴・動画編集(5件・5%・★4.6)

購入理由別の満足度

  • ①初めての開放型・本格ヘッドホンとして(7件・7%・★4.7)
  • ②他のヘッドホンからの買い替え(6件・6%・★4.8)
  • ③評判・著名人の推薦・噂から(5件・5%・★4.8)

アンプ・DACにつないで使う|機器を整えると満足度が高い

アンプやDACにつないで使う人は12件(12.0%)で、満足度も高め(平均★4.8)でした。機器を整えると音が滑らかに、鳴りっぷりが見違えるという声が目立ちます。一方で、アンプなしでは物足りないとして、機器を揃えるきっかけになった声もありました。

自宅でのクラシック・ジャズなどの音楽鑑賞|じっくり聴く人に好評

自宅でのクラシックやジャズなどの音楽鑑賞は10件(10.0%)で、平均評価は★4.7でした。深夜に音量を絞って聴くため、スピーカーに近い感覚で聴けるため、といった使い方が見られます。弦楽器の響きや繊細なニュアンスが分かるという声が中心です。

初めての開放型・本格ヘッドホンとして|初めての一本として選ばれている

初めての開放型や本格ヘッドホンとして選んだ人は7件(7.0%)で、平均評価は★4.7でした。これまでのヘッドホンやイヤホンとの違いに感動した、音の広がりがよいという声が中心です。長時間使っても疲れず、満足している人が目立ちます。

そのほかの利用環境・購入理由

他のヘッドホンからの買い替えが6件(6.0%、平均評価★4.8)、評判・著名人の推薦・噂からが5件(5.0%、平均評価★4.8)、ゲーム・動画視聴・動画編集が5件(5.0%、平均評価★4.6)でした。

購入前に確認したい点

  • 【断線のリスク】
    片側から音が出なくなる故障の声が多く、保証付きの購入を勧める声もある
  • 【アンプやDAC】
    インピーダンスが高めで、スマホやPC直差しでは音量や本来の音が出にくい
  • 【低音の量感】
    低音は控えめと感じる人が多く、迫力重視なら注意したい
  • 【音漏れ】
    開放型のため音漏れしやすく、屋外や同室に人がいる環境には向きにくい
  • 【頭頂部のコブ】
    ヘッドバンドのコブで頭が痛くなったという声がある

後悔の声はある?

数日から数ヶ月で片側から音が出なくなった、交換品でも再発したという声がありました。低音が弱くがっかりした、高音が刺さるという声もあり、故障にあたった場合や音の好みが合わない場合は、評価が大きく下がっています。

気になる商品はレンティオでレンタル(PR)→

FAQ

Q. 断線しやすいって本当ですか?

故障の声は23件で、使い始めて数日から数ヶ月で片側から音が出なくなったという内容が目立ちます。はんだ付けで自分で直した人もいますが、毎日使っても問題ないという人もいて、個体差があるようですね。

Q. スマホにつないでも鳴りますか?

つなげば鳴りますが、音量が取りにくい、パワー不足という声が22件ありました。アンプやDACにつなぐと印象が大きく変わるので、機器を用意する前提で考えると安心です。

Q. 低音は出ますか?

控えめです。低音が弱い、軽いという声が18件あり、迫力を求める人には物足りないようです。アンプやイコライザーで補ったという声や、低音は十分という受け止めもあります。

Q. 長時間つけても疲れませんか?

軽くて疲れにくいという声が23件あり、平均評価も★4.7と高めです。ただ、ヘッドバンドのコブや側圧で頭や耳が痛いという声も7件ありました。

Q. どんな音楽に向いていますか?

クラシックやジャズ、女性ボーカルとの相性を挙げる声が多く見られました。ドンシャリや重低音を好む人には向かないという意見もあります。

まとめ

評価の分布( 分析対象:口コミ100件 )

AKG ヘッドホン K702は、口コミ100件のうち78.0%が★4以上でした。澄んだ高音と自然な音、軽い装着感が評価され、アンプやDACにつないだ据え置き使用や、クラシックなどの鑑賞に選ばれています。一方で、断線などの故障、アンプの必要性、低音の物足りなさ、音漏れの声もあるため、故障のリスクを避けたい人や手軽に使いたい人は用途を確認しておくと安心です。音の繊細さを腰を据えて楽しみたい人には、有力な選択肢です。

★4以上評価
78%
AKG ヘッドホン K702

広告を含みます(アフィリエイトリンク)

似た商品と比較する

この商品の評価項目の上位(音質・装着感・耐久性・故障)で絞り込んだ商品です。

項目
この商品
AKG ヘッドホン K371AKG ヘッドホン K712 PROAKG ヘッドホン K701Sony ヘッドホン WH-1000XM5Sony ヘッドホン MDR-7506Sony ヘッドホン MDR-CD900ST
参考価格
¥23,400〜
参考価格
¥59,800〜
参考価格
¥35,800〜
参考価格
¥51,000〜
参考価格
¥19,800〜
参考価格
¥24,860〜
分析を見る →分析を見る →分析を見る →分析を見る →分析を見る →分析を見る →
★4以上の割合78%70%86%88%73%84%92.6%
音質59%★4.663%★4.465%★4.969%★4.748%★4.558%★4.853.7%★4.9
装着感23%★4.735%★4.528%★4.723%★4.919%★4.814%★4.616.2%★5.0
耐久性・故障23%★2.66%★2.86%★2.74%★2.814%★1.65%★4.06.6%★5.0

数値は、当サイトで分析した口コミ集計での言及率です。割合の下の★はその項目に言及した口コミの平均評価です。薄いグレーの列がこの商品です。この商品より1.15倍以上の項目を色付きで表示し(1.2倍以上・1.25倍以上になるほど濃く)、集計に含まれない項目は「―」としています。

同じ条件の商品をすべて見る →

同じシリーズ(AKG)の商品

AKGシリーズ全体の口コミ分析を見る →

他のシリーズもチェック

Soundcore★4以上 95.1%音質(29.2%)ノイズキャンセリング(19.4%)デザイン(15.5%)通勤・通学・移動時の利用(3.2%・★5.0)や家族へのプレゼントとして購入(28.5%・★4.8)で満足度が高い。Soundcoreの分析を見る →JBL★4以上 94.3%音質(46.6%・★4.8)コストパフォーマンス(21.6%・★4.8)装着感(18.1%・★4.7)同じメーカー・ブランドへの愛着(6.4%・★4.9)やゲームでの使用(13.7%・★4.8)で満足度が高い。コストパフォーマンスや音質が、カテゴリー平均より高く評価されています。JBLの分析を見る →Edifier★4以上 88.5%音質(45.7%・★4.7)ノイズキャンセリング(23.8%・★4.7)コストパフォーマンス(21.1%・★4.8)Edifier製品のリピート・ほかの製品からの流れ(5%・★4.9)やプレゼント用に検討している人(8.7%・★4.8)で満足度が高い。コストパフォーマンスが、カテゴリー平均より高く評価されています。音質は、好評の声も不満の声もカテゴリー平均より多く、評価が分かれやすい項目です。Edifierの分析を見る →Sony★4以上 83.2%音質(40.9%・★4.7)ノイズキャンセリング(27.7%・★4.6)装着感(13.9%・★4.8)音楽制作・宅録のモニター用(9.3%・★5.0)や楽器の練習用(7.8%・★5.0)で満足度が高い。ノイズキャンセリングが、カテゴリー平均より高く評価されています。音質は、好評の声も不満の声もカテゴリー平均より多く、評価が分かれやすい項目です。Sonyの分析を見る →Bose★4以上 75%音質(42%・★4.6)ノイズキャンセリング(35.7%・★4.6)装着感(16.3%・★4.7)動画・ゲーム・勉強など自宅での使用(7%・★4.8)や旅行・飛行機での使用(4%・★4.7)で満足度が高い。ノイズキャンセリングが、カテゴリー平均より高く評価されています。音質は、好評の声も不満の声もカテゴリー平均より多く、評価が分かれやすい項目です。Boseの分析を見る →

ヘッドホン全体の口コミ分析を見る →

分析方法について

MIRUNEAは、公開されている利用者レビューを分析し、向いている人・後悔しやすいポイントを解説するレビュー分析メディアです。 個別の口コミ本文を転載するのではなく、統計的に分類・整理した内容を掲載しており、実機を購入・試用しての独自レビューは行っていません。

分析方法についてくわしく見る →

ポンタ(MIRUNEA編集者)

MIRUNEAを運営・執筆しています。

普段はエンジニアとして働く個人で、感覚ではなくデータに基づいた判断を重視し、口コミを件数・割合で定量的に分析しています。

運営者についてくわしく見る →